〜登場人物・語句解説〜

 

『式神使い』

 

式神を使役することが可能な存在。

寿命は普通の人間より長いが、生きるためには工藤家の生気が必要。

 

『式神』

人間とは異なる世界に存在する生き物で、様々な力で主を助ける。

絶対忠義心が原則で主を殺したものは、重刑が待っている。

 

『護神』

工藤家の子孫を守る為の存在で、式神使いの中から1人選ばれる。

護神となれば、主の危険を察すれば、瞬間的な移動が可能となる。

 

『生気』

式神使い達の力でもあり、この世に存在するあの世のモノ(怨霊)の好物。

代々、工藤家のものにその力があり、人によって影響力も異なる。

 

『言霊使い』

希に工藤家に存在する。催眠術の発展版のようなもので、

生きているものならばなんでも、思いのままに操ることができる。

 

『創始様』

村を治める者で、代々、長男がそれを務める。

村人にとっては神に等しい存在。

 

『使役型』

式神の使用方法。型は生まれたときから決まっている。

体内に式を取り込む“憑依型”と召還して使役する“召還型”がある。

 

 

 

名前(年齢)

能力

(使役型)

備考

工藤新一(16

言霊使い

300年に一度生まれるという、“言霊使い”。

そして平安からの歴史を持つ村の次期長でもある。

唯一、式神使いを護神としてつけることのできる存在。

黒羽快斗(16

式神使い

(???)

数百年前に村を追放された黒羽家の末裔。

強大な式を2匹持つものの未だその能力には気づいていない。

天才となんとかは紙一重という言葉がぴったりの男(笑)

毛利ラン(16

式神使い

(召還型)

式神使いの名門、毛利家の長女。両親は共に工藤夫妻の護神。

神の使いと言われるヤタガラスを式神として使役している。

面倒身のいい性格で、新一と幼なじみでもある。

宮野志保(16

???

研究の手伝いで阿笠家に居候している。

認めた人間以外とは表面的な付き合いさえやりたがらない。

非科学的なことには興味のない科学者で快斗の友人。

服部ヘイジ(16

式神使い

(憑依型)

式神使いの名門、服部家の長男。新一の良き理解者。

体内に式神の“鬼”を飼い、力では向かうところ敵なし。

健康体が自慢で、今まで病気をしたことがない。

小泉紅子(16

魔女?

紅い髪の毛が印象的な、快斗の友人。

いつも快斗に適切なアドバイスや予言を与える。

黒魔術を使うためか、新一の存在にはいち早く疑問を持つ。

遠山カズハ(16

式神使い

(召還型)

式神使いの名門、遠山家の長女。新一達の幼なじみ。

ヘイジには好意をよせるものの、なかなか実らない。

白夜という猫を使役する。心配性な性格。

中森青子(16

特になし

快斗とは一番長い付き合いで、幼なじみ。

いつかは恋人になりたいと思っているが・・・。

元気の良さと明るさが取り柄の女の子。

阿笠博士(?)

式神使い

(憑依型)

30年前に村から優作の計らいで研究のために上京した。

快斗達とは志保を通じて知り合い。新一とは数回の面識有り。

タヌキを憑依させているため、相手や自分の姿を変化できる。

白馬探(16

特になし

友達を大切にする性格だが、時々行き過ぎた面も。

両親が金持ちのため、登下校はいつもリムジン。

謎解きが好きで、父親の力を利用して事件に首を突っ込む事も。

優作

有希子

特になし

優作は村の長である創始様で、護神にコゴロウをつけている。

有希子は彼の妻になったとき、護神エリをつけた。

新一のことを大事に思う、よき両親。

快斗の母親

特になし

黒羽家のことについては、旦那である盗一から聞いている。

旦那を失った後も、快斗には縛られた生き方は向かないと

かたくなに、事実を知らせるのを避けている。